近年、欧米圏のセレブたちが、自らの未処理のわき毛を惜しげもなく晒して話題となっている。
代表格がマドンナだ。2014年にわき毛未処理の姿をSNSに公開して「わき毛が長くても気にしない」とコメント。
その精神は娘・ローデスにも引き継がれ、彼女はわき毛ボーボーの状態でビーチに現われ騒然となった。今年の元日には、マドンナが笑顔でわき毛を晒すローデスと写った写真をSNSに公開している。
他にもジュリア・ロバーツはわき毛を生やしたままプレミア上映に登場し、レディー・ガガは緑に染めたわき毛でライブに登場。ドリュー・バリモア、マイリー・サイラスなどもわき毛姿で公の場に現われた。
そもそも欧米圏では、未処理のわき毛に対して日本ほどの抵抗感はない。
30代英国人女性は「自国にいる時は処理しない。半袖を着てわき毛を男性に見られたとしてもまったく恥ずかしくないわ。だって皆に生えてくるものでしょう?」と語るし、米国人女性に訊いても、「わきの下を“自然”にしている女性は米国にもたくさんいる」とのことだった。
ただ欧米圏でも社会通念上は処理したほうが望ましいとされているのは事実。セレブがわき毛をオープンにする背景には、「なぜ男性は許されるのに、女性だけわき毛を剃らねばならないのか」という抗議の意味もあるようだ。
※週刊ポスト2018年5月18日号