GWという言葉は、映画会社が宣伝のために1950年代初頭に生み出したものだという。本来は5月3~5日までの3日間をさしたが、今では4月29日の「昭和の日」をスタートとするのが一般的だ。多くの業種では1週間以上の大型連休になり、観光業やサービス業ではかき入れ時。だが、秋篠宮家の紀子さまにとっては別の意味で多忙な“黄金週間”になったようだ。紀子さまのGWのスケジュールをざっと書き出してみる。
●5月1日昼 秋篠宮さまと参内し、天皇皇后両陛下と昼食会。
●5月3~5日 秋篠宮さま、眞子さま、悠仁さまと御料牧場(栃木県)でご静養。
●5月5日夜 御料牧場から帰京されてすぐに、秋篠宮さま、眞子さま、悠仁さまと参内し、天皇皇后両陛下と夕食会。
まず目に留まるのは、忙しい合間を縫っての両陛下との食事会の多さだ。
「例年、GWの最終日近くには秋篠宮ご一家が揃って両陛下とご夕餐の機会をつくられています。今年の5日夜は例年通りのことだと思われますが、1日昼にも食事をご一緒され、公式の儀式や行事もないのに、これほど頻繁に両陛下とお会いになるのは異例のことです。
それだけ紀子さまが焦っていらっしゃるということではないでしょうか。つまり、眞子さまのご結婚のトラブルについて、美智子さまが大変なご心配をされているだけでなく、紀子さまの教育方針などの皇室観に不信を抱かれている。それに対して、紀子さまには“どうにか挽回しなければ”というお気持ちがあるのでしょう」(宮内庁関係者)
5月5日の夜7時少し前、秋篠宮ご夫妻と眞子さま、悠仁さまを乗せたワンボックスカーが皇居・乾門をくぐった。
「皇居に向かわれる車内で、普段と座席の位置が異なっていたのに驚きました。いつもなら、3列シートの2列目に秋篠宮さまと眞子さま、3列目に紀子さまと悠仁さまが座られます。しかし、その夜は眞子さまと悠仁さまが場所を入れ替わられ、3列目に紀子さまと眞子さまが隣り合って座られていたのです。報道陣の前を通過するときには、紀子さまが何かをおっしゃられ、眞子さまがそれに控えめな笑顔を浮かべて応えられたようにも見えました」(皇室記者)
眞子さまと小室圭さんとの結婚延期が発表されてから3か月。昨年末に小室さんの母・佳代さんの「400万円金銭トラブル」が報じられて以降、紀子さまと眞子さまの間には深い溝があると報じられ、一部では「口もほとんど利かない」と囁かれている。
「そうした危うい母娘関係が、美智子さまのお耳にも届いているはずです。美智子さまは、今回の結婚のトラブルも、ストップをかけるべきだったのは母親である紀子さまの役割だったのではないかとお考えのようです。紀子さまのおっしゃることが眞子さまに届いていないと懸念されるのも、無理はありません。
だから紀子さまは、あえて報道陣の見えるところで眞子さまのお隣に座られて、言葉をかけられたように思います。母娘がしっかりとコミュニケーションを取れているところを見せたかったのだと思いますが、それが逆に、紀子さまの焦りと、母娘の関係の深刻さを示しているように思えてなりません」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2018年5月24日号