マドンナなど欧米圏のセレブたちが、近年、自らの未処理のわき毛を惜しげもなく晒して話題となっているが、アジア圏はどうか。中国に駐在する日本人男性の話。
「上海万博が開かれた2010年頃までは、地下鉄のつり革を握る半袖の女性のわきはほとんどが未処理でした。
最近ではめっきり見なくなりましたね。でもそれは外国人が多く住み、流行に敏感な都会のみ。大連やハルピンなどの地方都市に行くと、年頃のお嬢さんでも未処理であることがほとんど。口ひげなどの産毛も、そのままの娘が多いです」
「毛には、それぞれ役割があり、意味がある」というのが中国人の論理だと駐在員氏は言い添えた。
一方、韓国は“絶対処理”が常識。そのため2014年の韓国・仁川アジア大会ではこんなことがあった。
韓国対中国の女子ビーチバレーの試合で、中国人選手のわきに黒いものが見えたため、「わきの処理が汚い」と韓国メディアが書きたてたのだ。それに対して中国サイドが「何が悪い」と反発。アジアわき毛論争が巻き起こったのである。
※週刊ポスト2018年5月18日号