数々の健康法がメディアに取り上げられ、関連本がベストセラーになっているが、どれをやってみるといいのか、迷ってしまう。だが、根拠が曖昧であったり、効果が誇大に謳われている健康法が浸透している場合もある。
そこで今回、巷で浸透している健康法は本当に効果があるのか、専門医のアドバイスをもとに★印(最高は★5つ)で格付けした。
【レコーディングダイエット(★★★★)】
食べたものとその量をメモに記録し、同時に体重と摂取カロリーを記録する。
「この方法でどれくらいの人が減量に成功しているか、リバウンドがどれくらいあるかなどの数値データはありませんが、自分が普段食べているものを自己点検するのは大切なことです。ダイエットでは、まず取り組んでほしい方法です」(新潟大学名誉教授の岡田正彦医師)
【ぶらさがり健康法(★★)】
1970年代後半に一大ブームとなった「ぶらさがり健康器具」はどうか。
「一家に一台、というくらい大ヒットしましたが、医学的に検証した研究はありません。痛みを感じれば手を離せばいいだけなので、リスクはありませんが、ストレッチ効果がある程度です」(岡田医師)