開店から1週間のタイミングで現地を訪れると、すでに「安倍晋三」のスタンド花はなかったが、旧皇族の名前が書かれた札の刺さった花だけが残されていた。
店員に“安倍首相のスタンド花の件で……”と質問を切り出すと、即座に「わからない。上の人に聞いてもらわないと」の一点張りに。2日間にわたって複数回、店長を訪ねても「不在にしている」「今日は来ないと思う」と店員たちが繰り返す不可解な対応に終始した。
らちが明かないので、正面から安倍事務所に聞いてみると、「ご指摘のパチンコ店へ開店祝いの花を贈った事実はございません」ときっぱり即答。同店とは何の関係もないと全否定した。とんだお騒がせの祝い花だったようだが、安倍首相には国会でも同様のキッパリ言い切れる答弁をお願いしたい。
※週刊ポスト2018年5月25日号