2018年4月の厚生労働省の発表によれば待機児童は、全国で5万5433人。そこで、いざというときに役立つ「保活5箇条」を、保活アドバイザーの長岡美恵氏に教えてもらった。
【その1:優先順位をつけるべし】
認証や無認可も入れると、保育園は無数にある。手当たり次第に申し込むのではなく、駅に近い園がいいのか、理想の教育法があるのかなど自分が優先したい事項を書き出してリストアップすること。
【その2:手紙や泣き落としの効果はあくまでも未知数】
保活はただでさえ、体力的にも大変な時期にやることが多く負担が大きい。費用対効果を考え、効果が確実にでることとそうでないことを区分けし、何にどれだけの労力をかけるのかよく考えましょう。
【その3:進行状況はデジタルツールで管理すべし】
書類の提出や見学予約の電話、説明会など保活は同時進行でやるべきことが無数にある。エクセルなどで管理し、見落としのないようにすること。
【その4:自治体をうまく利用すべし】
今自分が認可園申請上の点数を何点持っているのか、自分が申し込んでいる保育園の中で過去に事故を起こした保育園はないかなど、自治体の窓口に問い合わせれば教えてくれる。
【その5:ネットの情報は参考程度にすべし】
ネットで保育園に関する口コミを見ることもできるが、園長や保育士が変われば中身も変わる上、偏っていることが多い。うのみにせず、参考程度と心得る。
※女性セブン2018年5月24日号