《ダブル不倫されました。相手の女から電話で嫌がらせされ泥沼化。一旦は別れたようですがまた復活。したたかなオンナと夫が許せない》(52才・女性)
《うちの夫の方が酷い。妊娠中つわりで辛いのに、夫は飲み会で遅く帰宅。文句を言ったら首を絞めて持ち上げられました》(29才・女性)
《夫に腹がたったときは、腐った食材で作ったごはんをだす。お清め用の塩でおにぎりを握って食べさせたこともある。いまだに旦那は気付いていません》(29才・女性)
今、ネットでとある掲示板が話題だ。3月末に突如開設されると瞬く間に夫婦の怨念渦巻く文章で埋まり、その数は200件を超えている。
実はこれ、ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)のホームページに設けられた掲示板への書き込みなのだ。ドラマ関係者も驚きの声を上げる。
「掲示板は、『夫婦あるある』コーナーと、不倫などのエピソードを募った『誰にも言えない秘密』コーナーに分かれていますが、両者とも赤裸々なゾッとする文章であふれています。ドラマのストーリーに自らの体験をシンクロさせる妻たちがこんなにも多く、こんなに話が集まるとは…」
ドラマのストーリーはこうだ。主人公・真弓(中谷美紀・42才)は、夫・秀明(玉木宏・38才)が結婚記念日に人妻・綾子(木村多江・47才)とホテルに泊まっていたことを知る。共働きで、娘の中学受験の面倒を見てやっと落ち着いた最中の衝撃――許しを請う秀明ともう一度家族として暮らしていくことを決めるが、秀明に執着する綾子は嫌がらせを繰り返し、娘にまで牙を向け、家族は追い詰められていく。綾子の夫(ユースケ・サンタマリア・47才)は亭主関白でモラハラ夫。次第に妻の不倫に気付きはじめ、不気味な様相を見せる。
壮絶な内容を見て、思わず本音が漏れたのかもしれないが、現実のエピソードはドラマより“奇なり”。こんな秘密も続々と書き込まれていた。
《上司とダブル不倫。不倫相手と倦怠期に入ったら、次は後輩と。実は会社を辞めた同僚とも遠距離不倫中。同窓会で再会した同級生、前の会社の上司とも定期的にデート。今は、子供の習い事で知り合ったよそのパパを狙ってます》(35才・女性)
《子供の塾の先生に恋をしています。一目惚れでしたが話をしているとどんどん好きになってしまいました。会って顔を見るだけで幸せ。でもデートもしたい》(41才・女性)
聞いてはいけないような話が出るわ、出るわ…。誰にも言えない秘密を吐露する場となっているのだ。ドラマも投稿もあまりに重い中身だが、救いは撮影現場だという。
「中谷さんと木村さん、あんなに怖い関係ですが、休憩時間になるとお2人とも仲よくて。木村さんがお肌の手入れの仕方を聞いたり、中谷さんが通っているエステ店を紹介したり。美しい会話を盗み聞きしてデトックスしてます」(前出・ドラマ関係者)
18日放送の第6話では「最悪の修羅場」が訪れるという。ますます掲示板も“盛り上がり”そうだ。
※女性セブン2018年5月31日号