山口達也(46)の事件で、TOKIOメンバーの仕事にも影響が出ているが、国分太一(43)の代表番組のひとつ『男子ごはん』(テレビ東京系)は今年、10周年を迎え盤石のようだ。同番組の見どころについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。
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テレビ東京『男子ごはん』が10周年を記念して企画したのは、MCの国分太一と栗原心平が、4月15日からの1週間、局で放送中の10番組にいろいろな形で出演することだった。
ホームページでは出演番組が予告されていたので、『ありえへん∞世界SP』や『家、ついて行ってイイですか?』などの出演場面は、予想通りだったが、面白かったのはドラマ『執事 西園寺の名推理』第2話であった。
主人公・西園寺(上川隆也)が仕える百合子(八千草薫)の亡夫が支援していた天体望遠鏡の会社で社長(平岳大)が殺され、警察が捜査に乗り出す。関係者全員に聞き取りが始まるという場面。社員のひとりをよく見たら、心平ちゃんだった! いつもの短パン&エプロン姿ではなく、技術者の作業着らしい衣装だったので、一瞬見逃すところだったが、事件に巻き込まれた困惑を表現し、なかなかの演技だった。というか、この困惑顔は、いつも『男子ごはん』で、国分にいろいろと突っ込まれては「うっ」となってる感じそのもの。心平のナチュラルフェイスといってもいい。
この流れなら、当然、刑事にいろいろ聞かれる場面も出てくるはず。もしかして、事件のカギを握っていたりして!?と思っていたら、なんとそれで終了! スルーされちゃったよ、心平社員…。せめて事情聴取くらいしましょうよ。