わずか1時間ほどで、眞子さまの表情は一変していた。違っていたのは、同じ車内に母親が乗っているかどうか、それだけだった。5月20日、皇居内の畑で、粟や陸稲の種をまく「お手まき」が行われた。
「天皇ご一家の毎年の恒例行事で、秋には皆さまお揃いで刈り取りをされています。今回は、天皇皇后両陛下と皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と眞子さま、悠仁さまが参加されました。愛子さまは、高校の中間テストを控えていたため参加を見送られたそうです」(皇室記者)
秋篠宮ご一家を乗せたワンボックスカーが皇居・乾門を通過したのは、夕方4時20分頃だった。
「紀子さまの隣で、眞子さまはこわばった表情を浮かべられていらっしゃいました。しかも、紀子さまとは反対の車窓を見つめられ、目線をそらそうとされているようにも…。両陛下にお会いになるとはいえ、かしこまった儀式ではないので、そう緊張されるものとも思えません。昨今の母娘のわだかまりがいっそう深刻になっていることが感じられました」(別の皇室記者)
昨年末、眞子さまの婚約者・小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者A氏の「400万円金銭トラブル」が報じられ、結婚行事が延期された頃に、紀子さまと眞子さまの間には大きな亀裂が走ったといわれている。そして結婚の“延期”発表が2月に行われた。
「お手まき」の日、移動車の中で、3列シートの2列目に秋篠宮さまと悠仁さま、3列目に紀子さまと眞子さまが座られていた。
「これまでは、2列目に秋篠宮さまと眞子さま、3列目に紀子さまと悠仁さまが座られているのが通常でした。それが、先頃5月5日に皇居に参内されたときから、3列目に紀子さまと眞子さまが隣り合って座られるようになったのです。眞子さまの結婚を巡る騒動を気にされる紀子さまが、母娘でしっかりとコミュニケーションを取れていることを世間にアピールするための『座席変更』だと囁かれています」(前出・別の皇室記者)
だが、結婚延期の発表から3か月以上が経っても、母娘の距離は安易には埋められるものではなさそうだ。
お手まき当日、予定を控えられていた紀子さまは、一足早く夕方5時15分頃に別の車でお帰りになった。眞子さまと秋篠宮さま、悠仁さまを乗せたワンボックスカーが出てきたのは、それから15分ほど経った5時30分頃。
「帰りの車では、眞子さまの隣に紀子さまはいらっしゃらないわけです。そのときの眞子さまの表情は、皇居に入られる行きの車のときとは違って柔らかい印象に感じました。GW中に御料牧場(栃木県)での静養に向かわれた際にも、眞子さまと紀子さまは別々に現地入りされています。眞子さまにとって、紀子さまとご一緒の空間というのが、拒絶されたいほどに大きなストレスになってしまっているようなのです」(前出・別の皇室記者)
※女性セブン2018年6月7日号