東京オリンピックが実現するまでの52年間を描く2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』が、早くも撮影スタート! 講道館柔道の創始者でもある嘉納治五郎役の役所広司と(62才)、日本で最初のオリンピック選手に選ばれた三島弥彦役の生田斗真(33才)は意外にも初共演。お互いの印象はいかに?
役所:生田くんはジャニーズの“俳優部門”で、大人のジャニーズって感じですね(笑い)。今日、最初に遠目で見たときに、ひげが似合うなと思いましたね。
生田:あはは!
役所:共演を楽しみにしていました。
生田:ぼくもご一緒したいなって思っていたんですが、今日まで実現できなかったので、わくわくしています! (撮影)初日はいつも緊張してナーバスになったりするんですが、天狗倶楽部のみんなと顔を合わせた瞬間にそれまでの緊張感がパーッと吹っ飛び、エネルギッシュなシーンが撮れたと思います。
〈天狗倶楽部は日本最初のスポーツ同好会で、生田演じる三島も所属していた〉
役所:天狗倶楽部のみんなが出てきたときには、(その型破りな様子に)講道館の館長としては許せないな…と。
生田:あはは!
役所:でも、こういう若者のエネルギーが最初のオリンピックに向かっていったんだと感動しました。この大河ドラマが2020年の東京オリンピックを盛り上げていければ大成功だと思います。今までにないような、最高のドラマになる気がします。
生田:そうですね。2020年の東京オリンピックを盛り上げていく一つの歯車になるような、お手伝いができたらなと思います。
──明治以降の日本の近現代史のみを舞台とした大河ドラマは『いのち』以来、33年ぶり。新鮮な風を運んでくれそうだ。
※女性セブン2018年6月7日号