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「夫婦は他人何もしないと離れるもの」結婚生活で学んだ知恵

家事上手な夫と協力して子育てする経営者の川崎貴子さん

 3組に1人が離婚するとされる現代の日本だが、夫婦円満の秘訣はどこにあるのだろうか。コラムニストで『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(KKベストセラーズ)等の著書がある川崎貴子さんは、8才年下の夫と結婚して10年になる。

「夫婦円満の形は人それぞれですが、私たちの場合は、ニュースや映画を見て、“こんな夫婦になりたいね”などと話し合って、ベストだと思う夫婦の形をすり寄せてきました」

 そのベストの形というのが、日常生活の中で、愛情を定期的に確認し合うことだという。

「夫婦はそもそも他人ですから、何もしないと離れていってしまうものだと、互いに感じています。だから、意識的に夫婦の絆を強めていく必要があると思うんです。そこで私たちが決めたのが、“行ってきます”と“お帰りなさい”のキスとハグをすること。これは、結婚当初から続いていて、今では思春期の娘に“キモッ”と言われます(笑い)が…。

 それでも、守り続けています。同様に、お互いの記念日も全力で祝っていますね。それから、夫婦なので、けんかをするのは当たり前。それはヨシとして、終わったら、なるべく早く気持ちを切り替えるようにしています」

 ルールを破ったからといって罰則はないが、お互い、夫婦関係をよくするための約束だとよくわかっているので、破ることはないという。

「そもそも、ルールを守ることばかり意識し、それが原因で、争いが生まれては、本末転倒。だから、夫婦のルールは、関係性の変化に合わせて、こまめに見直した方がいいかもしれませんね。うちの場合、かつては“帰宅時間を伝える”というルールがあったんですが、今ではなくなりました」

 ルールはあくまで、夫婦円満のためのもの。縛られず、自然の流れで更新していけばいいようだ。川崎さんの夫婦のルールは以下の4つだ。

●行ってきます、お帰りなさいのキスとハグ
●お互いの誕生日は全力で祝う
●けんかをしても、なるべく早く機嫌を直す
●お互いをほめ合う

※女性セブン2018年6月7日号

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