家族といえども夫婦は、元は赤の他人。そんなふたりが末永く仲良く暮らし続けていくための“ルール”とは? 庄司智春と“おしどり夫婦”として知られる藤本美貴に、夫婦円満のための秘訣を聞いた。
藤本&庄司夫妻が決めた夫婦のルールは、「ちょっと気になる小さな不満は無視」「いい意味で期待しない」「月に1~2回は夫婦でデートに行く」「ひとりになれる時間を作る」「感謝をする」。
「私は、家事や育児は女性である自分の役割だと思っています。そんな私に夫は、“ありがとう”と、言葉で伝えてくれるんです。これがうれしくて、私も感謝の気持ちを伝えるようになりました」
こうしたルールは自然にできたもので、話し合って決めてはいないが、9年の結婚生活の中で、あえて決めたルールもある。それが、“相手への小さな不満は無視すること”だという。
「他人と一緒に生活しているんですから、小さな不満は日々溜まるもの。例えば、電気を消し忘れたり、服を脱ぎっぱなしにしたり…。結婚当初はそのことで言い争いをしたこともありますが、ある時、無駄だと気づいたんです。楽しく生活するために、小さなことは無視することに決めました。気がついた人がやればいいんです」
こういった些事こそ、積もり積もってけんかの火種になりがちだが、確かに、あえて無視した方が、ストレスにならないかも?
※女性セブン2018年6月7日号