生き残りの激しいモデル業界。新人モデルは野心を抱きその世界に飛び込むが、スポットライトを浴びるのは一握りだけ。そこに現れた若き新星。意志の宿った強いまなざしに、つやのある唇、きめ細かい肌、そしてエキゾチックな顔立ち──。
5月28日発売の『エル・ジャポン』の表紙を飾ったのは、表情にあどけなさが残る15才の少女。《エル独占!注目の新人モデル Koki,》という文字が躍った。
両親の名前は一切出さないで活動していきたいと、極秘に撮影が行われたというが、その新人モデルのKoki,(コウキ)が木村拓哉(45才)と工藤静香(48才)の次女というのは瞬く間に伝わった。
《チャームポイントは目と、両目の横にあるホクロです(笑)。母には右、父には左の同じ位置にホクロがあるんですけど、私のふたつのホクロは両親それぞれからもらったギフトだと思っています》
本人がインタビューでこう語っている通り、ふたりの面影は色濃く、ファンの間では父親似だ、いや、母親似だと論争が起きたほどだった。15才にして170cmという長身は天賦のものか。
「ブルガリ、シャネル、ルイ・ヴィトン、グッチ…グランメゾンの新作に身を包んでいますが、服負けしない抜群の存在感。新人モデルがこれらのブランドを着るのも前例がないことで、特集が9ページにわたっているのも異例。でもその異例中の異例もKoki,なら当然と言わせてしまうオーラがある」(ファッション誌関係者)
モデルデビューのきっかけは世界中のセレブリティーを撮影している広告写真界の巨匠・操上和美氏(82才)の推薦だったという。
「名だたる著名人を撮影してきた操上氏ですが、木村さんとの親交も深く家族ぐるみのつきあい。Koki,ちゃんの生後1か月の写真を撮ったのも操上氏でした。昔から“モデルをするなら、ファーストショットは絶対におれが撮る”と口にしていましたが、まさに今回実現したわけです。現場で静香さんはそっと見守っていたようですが、母の心配もよそに堂々たる撮影で、カリスマの目にとまるのも当然だなと思いました」(前出・ファッション誌関係者)
モデルデビューしたいという次女に両親が反対することはなかった。
「テレビやバラエティーではなく、海外でも活躍できるモデルになりたいとKoki,ちゃんは考えているそうです。静香さんと木村さんは、“厳しい世界かもしれないけど、やりたいと思うことは始めてみなければ、向き不向きがわからない。やりたいと思ったらこれからも挑戦していくべき”とエールを送ったそうです」(木村家の知人)
※女性セブン2018年6月14日号