陰で静かに支えたり、四六時中張り付いて叱咤激励したり、トップアスリートを支える妻にも色々なタイプがある。肝っ玉という点では、JRAの歴代最多勝記録を誇り、昨年はキタサンブラックでG1を4勝した武豊(49)の妻・佐野量子(49)もなかなかのもの。
「武は過去にたびたび不倫問題を起こしてきましたが、佐野は必ずワイドショーの取材に応じて、火消しに努めてきました。2017年に武がタレントとのキス写真を撮られた時も、朝の情報番組に出演し、『きつく叱っておきました』とピシャリ。その堂々とした対応に関係者は感心しきりでした」(競馬関係者)
夫を“乗りこなす”のも騎手の妻の腕の見せ所か。
ボストン・レッドソックスでのメジャー生活後半は故障に泣かされ、ソフトバンクでもほとんど登板機会がなかった松坂大輔(37)。中日に移籍した今季はすでに2勝を挙げ(6月1日現在)、“怪物復活”の兆しを見せている。
「松坂の帰国後も、元日テレアナの妻・柴田倫世さん(43)は子供とボストンに残った。柴田さんは“プロ野球選手の妻失格”と批判されましたが、2015年に松坂が右肩を手術してから、何度も日本に来て松坂の体調を気に掛けている」(スポーツ誌記者)
夫の復調は、妻の汚名返上にもなったようだ。
※週刊ポスト2018年6月15日号