トップアスリートの活躍の陰には、彼らを支える妻たちの涙ぐましい努力がある。ニューヨークヤンキースのエース格・田中将大(29)の妻・里田まい(34)は「料理上手」で知られる。
2012年3月に結婚した後の田中は、成績も運気もうなぎ登り。楽天のエースとして翌2013年に最多勝、最優秀防御率を獲得。2014年にメジャーに渡ってからも、毎年2桁勝利を収めている。
めざましい活躍で、里田の評価はそれまでの「おバカキャラ」から一転した。
「栄養学を猛勉強し、ジュニア・アスリートフードマイスターの資格まで取得した。田中は移籍後の2014年に右ひじを故障しましたが、そのとき里田はチームメートの奥さんたちと一緒に地元スーパーに買い物に行き、ケガをした田中の体にあうメニューの相談をしていたそうです」(MLB担当記者)
料理だけでなく、里田は「夫を気持ち良く働かせる術」も身につけている。
「今年1月のイベントでも、夫のサポートをどうしているか聞かれ、『めちゃくちゃ褒める。とにかく褒めるしかない』と明かしていました。田中選手はまっすぐで責任感が強いタイプなので、ミスを引きずりがちという。海外生活で心細いなか、最大の理解者であろうとしているんです」(同前)
※週刊ポスト2018年6月15日号