芸能

NEWS小山・加藤の飲酒音声流出騒動、その夜何があったのか

活動自粛を発表した小山慶一郎

 ジャニーズ事務所は6月7日午後、NEWSの小山慶一郎(34才)の一定期間の活動自粛を発表した。同じくNEWSの加藤シゲアキ(30才)と共に未成年の女性と飲酒していたことが理由だという。レギュラー出演する夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系)への出演もしばらく見合わせる方針だ。小山は7日の同番組冒頭で、「時には厳しい意見も述べてきたキャスターとして不適切であることは言うまでもありません。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。騒動の発端は、「飲み会の音声データ」のネット上への流出だった。その夜、NEWSの2人に何があったのか。そして、なぜ音声データは流出したのか――。

 * * *
 眠らない街、東京・六本木。年の瀬の週末は深夜になってもクリスマスのイルミネーションに照らし出され、コートを着た男女が白い息を吐きながら行き交っていた。

 表通りから1本入った路地にある3階建てのビル。その一室に、20人も入れば満席になるバーがある。入り口で靴を脱いで入店すると、足元は柔らかい絨毯。掘りごたつのテーブルが並び、座席には大小のクッションが置かれている。まるで自宅のリビングのようだ。

 茶色い壁に目を移すと、大画面のテレビがいくつも掛けられている。流されているのは、NEWSのライブ映像。壁にはメンバーの「顔うちわ」が並んでいる。

 昨年末のある金曜日、10人弱の若い男女がカラオケのマイクを握り、酒を飲んでいた。そのうちの2人は、NEWSのメンバーだった。

 5月29日、ネット上に3つの音声データがアップされた。1つの長さは15秒程度。記録されていたのは、飲み会とおぼしき様子だ。

「せーの! 小山も、アソレ!」、「シゲちゃん、いただきましたか!?」と男性が場を盛り上げたり、「A子(女性の名前)ターゲット、飲み干せ!」と何かを一気飲みさせようとする一幕がアップされた。

 その声の主がNEWSの小山慶一郎(34才)と加藤シゲアキ(30才)だったので、ファンは騒然となった。

 それだけなら、ちょっと盛り上がりすぎた飲み会に聞こえただろう。しかし、酒なのかソフトドリンクなのか定かではないが、「飲み干せ!」と名指しされたA子さんが未成年だとされたので、一気に騒動が広がっていった。

「その音声は、昨年12月の飲み会の様子だそうです。小山くんは久々に加藤くんと飲めるのが嬉しかったようで、盛り上がっていたようです」(飲食店関係者)

 冒頭の店がその現場だ。掘りごたつ式のテーブルの上に並んでいたのは焼酎のボトルのほか、ペットボトルのウーロン茶や緑茶など、「宅飲み」の雰囲気。小山と加藤を含む男性4人ほどと、同数の女性がテーブルを囲んでいたという。

「そこにいた女の子たちは、別の飲食店のオーナーが声をかけて集めてきた子たちだそうです。“NEWSのメンバーと飲みたくないか?”と。有名アパレルブランドの子など、20代前半の華やかな子がメインでした。その中にA子さんがいたんですが、彼女は自分の年齢を“20才”だと言っていたそうです」(前出・飲食店関係者)

 しかし、実際にはそのA子さんは、19才の大学生。大学に通う傍ら、六本木のとある店で接客のアルバイトをしているという。

「『X』というガールズバーです。店の女の子は全員、女子大生。接客のプロとはひと味違った初々しいもてなしがウリです。飲んでいる男性は、友達同士のような気安さに魅力を覚えます」(前出・飲食店関係者)

 そうした店でアルバイトをする女子大生の中には、芸能人の卵も少なくない。

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン