芸能

パパタレ戦国時代到来、SNS駆使する“四天王”と対抗馬

パパタレ四天王のりゅうちぇる

「パパタレに戦国時代がやってきます」。こう話すのは、辛口コラムニストの今井舞さん。昨今、育児や家庭について発言し、“父”を前面に押し出す男性タレント“パパタレ”が急増していると言う。

「父親であるだけで好印象を与えられ、情報番組やCM出演など、活躍の場も広がる。それだけうまみが大きいジャンルだけに参戦者も激増。パパタレのポジション争いは、今後、芸能界での生き残りに直結するでしょう」(今井さん。以下「」内同)

 今回、今井さんに、パパタレのポジショニングを徹底分析してもらった。

「パパタレのポジションが明確化してきたのはSNSの存在が大きい。特に杉浦太陽(37才)、つるの剛士(43才)、藤本敏史(47才)、りゅうちぇる(22才)は子供のことをSNSに出しまくり。子供抜きではタレントとして存在価値が発生しない、完全なるセット売り状態です。りゅうちぇるはまだ子供は生まれていませんが、既にこの枠入り決定。パパタレ界の四天王見参です。

 四天王から漏れはしたものの、鈴木おさむ(46才)も侮れません。彼はもともと身近にあるものはすべてネタとして食い物にしてきました。女芸人(妻・大島美幸38才)との結婚、妊活、出産、育児、育休、イクメン等々。何1つムダにせず金儲けに繋げる。『鯨とおさむは捨てるところがない』は業界の慣用句です」

 パパ感をゴリゴリに押し出すタレントがいる中、いいバランスを保っているのは谷原章介(45才)だと言う。

「6人の子供を持つ、芸能界きっての子沢山芸能人ですが、子供ネタを前面に押し出さず、聞かれたらパパ話はするけど、つきあい程度。俳優業もバラエティーも“パパ”におもねず兼業できているのはさすが」

 谷原は、『きょうの料理 生放送COOK9』(NHK)で料理愛好家の平野レミ(71才)の“暴走ぶり”にも全く動じない様子が「家でもいいパパやってそう」と、視聴者からの好感を得ていた。NHKが起用するタレントはパパタレのブランド力がある証かもしれない。

「井ノ原快彦(42才)は家庭のことを積極的に公言せず。でも『いいパパ』イメージが言わずもがなで構築されており、『あさイチ』(NHK)MC起用もそこが決め手だったはず。安心・暗黙のパパタレといえます」

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
復興状況を視察されるため、石川県をご訪問(2025年5月18日、撮影/JMPA)
《初の被災地ご訪問》天皇皇后両陛下を見て育った愛子さまが受け継がれた「被災地に心を寄せ続ける」  上皇ご夫妻から続く“膝をつきながら励ます姿”
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン