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「乗り鉄」なJR東海社員 最東端の駅でたった1人の初日の出

最東端の駅で初日の出、ただし1人(石坂氏撮影)

 鉄道ファンなら一度は抱く夢が、鉄道会社に就職して、鉄道に囲まれながら仕事をすることではないか。それを実現した鉄道会社社員に迫った。JR東海に勤める石坂猛さん(35)は、仕事で鉄道に携わりつつ、プライベートで全国の鉄道を乗り歩く“乗り鉄”だ。「鈍行列車に乗るのが好き」「車窓を楽しみたいので、暗くなったら列車に乗らない」といったこだわりを持つ石坂さん。今年の元旦は、鉄道ファンならではの場所で迎えたそうだ。

「私が初日の出を見た場所は東根室駅(北海道根室市)でした。東根室駅は日本の鉄道で一番東にある駅で、その駅から初日の出を見ようと思ったのです。

 根室半島の先端である納沙布岬で初日の出を拝みたい人は多いようで、大晦日の根室のホテルは混み合っていたのですが、東根室駅のホームから初日の出を拝んだのは私ひとりでした(笑)」(石坂さん。以下同)

 言わずもがなだが、自宅がある名古屋から根室までの移動はもちろん鉄道だ。12月25日に名古屋を出発して青森に向かい、北海道新幹線が通る青函トンネルではなく、昔ながらの交通手段であるフェリーで津軽海峡を渡って北海道に到着。そこから函館~札幌~釧路~根室というルートで目的の地にたどり着いたという。

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