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ネット上に潜む動物虐待動画 重罪には問えない実状

投稿が相次ぐ猫虐待動画(イメージ写真/アフロ)

 今、ネット上では、猫虐待の動画や書き込みの投稿が相次いでいる。その虐待動画投稿のきっかけのひとつとなったのが、埼玉県の元税理士が引き起こした事件だ。

 この元税理士は、捕獲器の中の猫にバーナーで火をつけ、殺す様子を撮影し投稿。そのほかにも猫に熱湯をかけた動画などもあり、殺した猫は13匹。一部のネットユーザーたちは、元税理士を「神」と称賛している。

 元税理士は動物愛護法違反で逮捕され、懲役1年10か月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。現在の法律では、軽い罪にしか問えないのが実状。ちなみに、ネット掲示板「5ちゃんねる」の生き物苦手板などでは、動物虐待に関する投稿が今なお続いている。

※女性セブン2018年6月28日号

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