1982年には年間46試合もあった男子プロだが、現在は年間25試合にまで減少。その一方で、ゲストを丁重にもてなす女子プロの人気は高まり、年間38試合行なわれている。そうした事態を改善するために、青木会長や石川選手会長がプロアマの“サービス改善”に力を入れている最中に起きたのが、今回の“片山騒動”だった。
石川は、「予選落ちした選手がホストを務めるプロアマを、土曜日に開催する」というプランまで提言し、5月末に開かれた第1回土曜プロアマの際は、自身が予選落ちしてしまいホストを務めることになった。
こうした動きには、“そこまでするか”という思いも禁じ得ない。接待ではなく、プロの技で客を呼び、スポンサーにも貢献するプロゴルフ界であってほしい。
※週刊ポスト2018年6月29日号