日本の人口約1億2670万人のうち、女性約6500万人に対し男性約6170万人。戦後、一貫して女性の人口は男性を上回り続け、各都道府県単位でも人口比は女性が上回る。しかし唯一、男性のほうが多いのが愛知県だ。
女性365万人に対し男性366万人(2017年10月1日時点)。差はわずかだが、戦後ほとんどの期間で男性のほうが多かった。愛知にある多くの重工業企業では男性雇用が中心で、県外からの転入者も女性より男性のほうが圧倒的に多いからだ。
◆取材協力/友部謙一
※週刊ポスト2018年6月29日号