2020年東京オリンピック。“東京”といいつつも、さまざまな競技が各地で開催される。競技が開催される自治体でも都市ボランティアを募集する。主な活動は、観光客への観光、交通案内や大会インフォーションなど。該当の自治体のWebサイトなどを細かくチェックしよう。そこでここでは、各地で開催される競技とボランティア募集について紹介する。
◆北海道(サッカー)
『札幌ドーム』でサッカーが開催される札幌市では、約700人の募集を予定。新千歳空港や札幌駅、その他、地下鉄の主要駅、競技会場の最寄りの福住駅などが主な活動の場だ。
◆宮城県(サッカー)
宮城郡利府町にある『宮城スタジアム』でサッカー競技を開催。人数はこれから正式に決定する。募集開始は2019年4月から。主に、空港や観光地、主要駅で活動予定。応募開始前にはボランティアに関する説明会やシンポジウムを開催する予定だ。
◆茨城県(サッカー)
鹿嶋市の『茨城カシマスタジアム』でサッカーが開催される。東京駅から水戸駅まで約1時間、秋葉原駅からつくばエクスプレスでつくば駅まで約45分とアクセスもよいため、これらの主要駅や茨城空港などでの活動が予定されている。
◆福島県(野球・ソフトボール)
『県営あづま球場』で、野球とソフトボールが行われる福島市。募集要項や人数などは、現在、検討中。だが、初心者に向けて基礎的なことや活動内容が学べる『スポーツボラテンィア研修会』(中学生以上対象)の実施を7月、9月、10月に予定している。
◆埼玉県(バスケットボール・サッカー・ゴルフ・射撃)
『さいたまスーパーアリーナ』でバスケットボール、『埼玉スタジアム2002』でサッカー(共にさいたま市)、『霞ヶ関カンツリー倶楽部』(川越市)でゴルフ、『陸上自衛隊朝霞訓練場』(朝霧市)で射撃が開催。募集人数は5400人を予定している。
◆千葉県(フェンシング・レスリング・テコンドー・サーフィン)
『幕張メッセ』(千葉市)でフェンシング、レスリング、テコンドー、『釣ケ崎海岸』(長生群)がサーフィンの会場に。募集要項は7月に発表、人数は約3000人。7月16日には日本フェンシング協会会長の太田雄貴さんが基調講演をするシンポジウムを開催。
◆静岡県(自転車競技)
自転車競技が開催される静岡県では、いち早く都市ボランティアの募集を開始。現在も募集しているが、締め切りは今年の6月30日まで。連続3日間、または5日以上(1日あたり5時間以上)活動できる人などが対象だ。
◆神奈川県(セーリング・野球・ソフトボール・サッカー)
『横浜国際総合競技場』でサッカー、『横浜スタジアム』で野球とソフトボール(ともに横浜市)、江の島(藤沢市)で、セーリングを開催する。現時点で募集人数は横浜市が2500人、藤沢市は840人を想定している。
※女性セブン2018年7月5日号