芸能

芸能界に「なな」ブーム 清野菜名、小松菜奈、岡田奈々も

『半分、青い。』にも出演中の清野菜名

 芸能人にとって、そのイメージを大きく左右する名前。その名前にも、流行りみたいなものがあるようで…。最近、よく目にするのが「なな」だ。コラムニストのペリー荻野さんが「なな」の活躍に迫る。

 * * *
 1990年代から2000年代の芸能界は「美紀」がブームのようだった。酒井美紀、中谷美紀、藤谷美紀。毎日、どこかで美紀と出会っていた気がするが、近年は、「なな」という名前の女優、タレントの活躍が目立つ。

 アイドル界では、AKB48・STU48の岡田奈々。彼女がデビューしたころには、当然のごとく昭和世代は「岡田奈々といえば、『俺たちの旅』『青春の坂道』だろ!!」と言っていたものだが、今や平成の岡田奈々、昭和の岡田奈々、ともにしっかり認知されている。また、歌手で声優の水樹奈々も番組出演やナレーション、ツアーで大忙し。バラエティーや情報番組では、鈴木奈々や片瀬那奈も張り切っているし、モデルの加藤ナナは今春、スタイルブックを出すなど注目されている。ママになった榮倉奈々も今年、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に主演している。

『半分、青い。』では、ジューンブライドのこの季節、ドラマを引っ張ったのは、ユーコ(清野菜名)であった。秋風先生(豊川悦司)のもとで、ユーコはヒロイン鈴愛(永野芽郁)とともに研鑽を積み、無事にデビューしたものの、作品の人気は低下。一時は鈴愛に「男見つけたほうがいいんじゃない」と言い放つなど、荒れ模様だったが、結局、よき伴侶を見つけて、美しい花嫁として旅立っていった。

 その姿を見てわかったのは、「清野菜名は老けるのがうまい」「ベースが昭和顔である」ということだった。昭和41年から始まったドラマは、とっくに平成に入っているが、ヘアバンドをしたユーコはとっても昭和モード。そして、24才の鈴愛が高校時代とほとんど変化していないのに対して、ユーコは同20代ながら「老け」を感じさせた。現実を映し出すユーコと夢見る夢子のままの鈴愛。その対比は重要だった。

関連記事

トピックス

悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン