秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんとの結婚延期が発表されたから約5か月。事態は膠着状態にあるが、6月下旬には小室さんと母・佳代さんが秋篠宮邸を訪れ、眞子さまに加え、秋篠宮ご夫妻を交えて「両家会談」が行われたという。
眞子さまとの結婚のために、小室さんには秋篠宮ご夫妻から2つの“条件”が出されているといわれている。
「転職をし、安定して充分な収入を得ること」
「佳代さんの『400万円金銭トラブル』の解決の筋道をつけること」
しかし、小室さんは法律事務所でパラリーガルとしての勤務を続け、さらに、「金銭トラブル」の当事者である佳代さんの元婚約者・Aさんも「小室さん母子からの連絡はいまだにありません。佳代さんは最近も、“あれは贈与。なんで今さらそんな話を蒸し返すのか”と周囲に漏らしている」と明かす。どうも“条件”をクリアする気がなさそうに見えるのだ。
「今回の両家会談は、明確な説明がない小室母子から、秋篠宮ご夫妻が事情を聞くために行われたようです」と話すのは、事情を知る宮内庁関係者だ。小室さんが1人で秋篠宮邸を訪れるときは、事前にメディアが情報を得ることもあったが、今回の母子訪問は極秘で行われたという。
「秋篠宮家サイドの“事情聴取”に近いものだったのではないでしょうか。それでも、小室家サイドからはやはり具体的な解決策や提案が出ず、話し合いは平行線をたどったそうです。両家の関係は、“最終局面”といっていいでしょう」(前出・宮内庁関係者)
◆落ち着くところに落ち着きますので
紀子さまは、最近、周囲にこんな言葉を漏らされたという。
「ご心配をおかけしまして申し訳ございません。落ち着くところに、落ち着きますので」
小室母子との「両家会談」は平行線をたどるなか、いったいどういう“落としどころ”があるのだろうか──。
「実は、小室さんに海外での仕事を世話するという話があがっているんです。小室さんが“海外勤務”をせざるを得なくなったということが、結婚できない理由になるのではないか、ということです。世間一般でも、転勤や家族などの都合で、タイミング的に結婚に踏み切れないということは多くあります。決して『破談』ではなく、“別々の道を歩むことになった”ということのようです」(前出・宮内庁関係者)
たしかに小室さんは流暢な英語を操って外国人弁護士が多い事務所で働いているし、本人も国際弁護士になる希望があるとされるので、海外勤務には抵抗はないだろう。
「勤務地には、王室があって日本の皇室とも親交のあるオランダやベルギーのほか、アメリカが候補に挙がっているそうです」(前出・宮内庁関係者)
眞子さまは、7月17日からブラジルを公式訪問される。皇族として、最後の海外訪問になる可能性もあった。
「今年は日本人移住110周年の節目で、記念式典に出席されたり、11日間で14都市を回るタイトなスケジュール。ブラジルで暮らす日系人の中には、皇族を『神』のように感じている人も多い。眞子さまの訪問は熱烈に歓迎されるでしょう。眞子さまはそこで、ご自身を含めた皇族の役割や立場を改めて実感されるはずです。関係者の中には、国民の理解を得られていない現状にあって、小室さんとの今後を考える機会にしていただきたい、ということを言う人もいます」(前出・宮内庁関係者)
全国に先立って、6月23日に沖縄が梅雨明けを迎えた。眞子さまのお心に暗く垂れ込めた雲が、早く晴れることを願ってやまない。
※女性セブン2018年7月12日号