ライフ

現役港区女子、「恋愛マスター芸人くじら」の哲学にほれぼれ

多くの女性が彼の言葉に注目している(公式ブログより)

「くじら」という芸人をご存じだろうか。「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で知名度を上げた……のだが、いまや「恋愛マスター」として多くの女性たちから注目を集めている。実は、ハイスペック男性たちと飲み会を繰り広げる「港区女子」も、くじら氏の恋愛についての考え方には注目しているらしい。現役港区女子の吉川リサコ氏は、彼を「メンタルハイスペ」だと指摘する。

 * * *
「愛は支配ではなく、尊重だ」
「フラれた経験は勲章だ。その勲章をぶら下げて次の戦いへ向かうのだ」

 これは、「恋愛マスター」くじら氏の言葉だ。彼はツイッターで多くの男女から恋愛相談を受け、数々の名言を残してファンを集めている。たいへん失礼ながら顔面偏差値はそんなでもないのに、とても美しい奥さんがいる。

 彼の著書『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)も買ってみた。気になったら読んでいただきたいが、この中でもさまざまな悩める女子からの恋愛相談に回答している。

 テレビ、ツイッター、そして書籍。あちこちで恋愛相談にのっているのである。もう少し彼の言葉を紹介してみよう。

「100人とコンパしても5人くらいしか合わない」という悩みには、「俺だったら1万人と恋愛して500人の中から1人を選ぶね!」
「妥協する必要なんてない。諦める意味ってなんなんだ。人類全員恋愛対象だ」
「君はモテないんじゃない、フラれてないだけだ」

 なるほどなるほど。くじら氏は、「自分が好きなら自分の気持ちを伝え続ければいいんだ」と自分の意思を大事にしている。恋愛ゲームを繰り広げている港区女子の1人としても、核心を突いていると思う。

 恋愛は弱肉強食であると、私は身をもって体験している。だからこそ「自分が何を得たいか?」が大切なのだ。また、女性側から「好き!好き!」アピールして実る確率より、男性側からそれをして実る確率の方が高いとも思っている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
引退すると言っていたのに誰も真面目にとりあっていなかった(写真提供/イメージマート)
数十年続けたヤクザが引退宣言 知人は「おめでとうございます」家族からは「大丈夫なのか」「それでどうやって生きていくんだ」
NEWSポストセブン
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト