セクシービデオの世界で男たちを魅了するギリギリの露出。グラビア女優の小田飛鳥がこだわりの撮影テクニックを明かす。
* * *
この仕事をしているとよく「経験豊富そう」と言われます。でも、私生活ではひっそりと生活していて大人しいんです。むしろ私生活でたまった欲求を、撮影で爆発させています。
撮影に夢中になりすぎて気分が高揚したまま、なぜかカメラに向かって「お願いします」って本気で言っちゃいそうになったこともありましたね(笑い)。お仕事だけど、私のすべてをかけて弾けられる、絶対に必要なジャンルだと思っています。
例えばキュウリが目の前に1本あります。それをどう見せるのかがタレントの腕前で、どう見るかは視聴者の妄想力によります。それがセクシーDVDの面白いところ。直接的な描写でないところで、演者と視聴者がお互いに高め合える関係がこの世界にはあるんです。
私たちはギリギリの露出で「0.5ミリの世界で勝負している」とよく言います。真剣勝負するほどファンの人も応えてくれる。だから私はこの先もギリギリの表現にこだわっていきたいです。
●おだ・あすか/1990年、千葉県生まれ。グラビア活動のほか女優としても活躍。最新DVD&BD『艶美』(キングダム)が6月29日に発売。
※週刊ポスト2018年7月6日号