今、20代後半の女性から、称賛されているのが、熟女カメラマンのマキエマキさん(52才)だ。エログロ風でちょっぴり笑えるその作品からは、昭和のピンク映画を彷彿とさせられ、レトロ感もたっぷり。今年3月に行われた、女性によるエロス表現の発表展覧会『第5回 東京女子エロ画祭』では、大胆なホタテビキニ姿などを写した『自撮りカレンダー熟女』が見事グランプリを受賞した。
自身の感性に従って、独自のエロスを追求した作品を作り続けているマキエさんに今後の目標を聞いた。
──マキエさんが目標にしている女性は?
美保純さん(57才)とか由美かおるさん(67才)ですね。あんなふうに年を重ねていければいいなぁと思います。
──そのために、自分の体は自分でしっかり見つめ直さないといけないと?
そうです。これまで、自然に分泌される女性ホルモンに任せっきりだったわけですからね。脳にも多少の刺激が必要ですよ。実在の男性と恋愛しちゃったらマズいけど、福山(雅治)でも、誰でもいいですよ、なんでもいいから恋する気持ちを持ってときめいているってことは非常に大事なことだと思います。
──マキエさんにとって、女性の性とは?
生きる悦びです。
──閉経したら性について直視したくないという女性も多いですが。
そういう意識ってすごくもったいないと思うんです。ヒトとして子供を産むという生殖機能とは、もう関係のないところにきていますから。逆に夫婦の営みをもっと楽しめますよ。実際にラブホテル取材をしていると、結構、ご高齢のカップルが多いですし。
──今後、挑戦していきたいことは?
実は、自分以外の女性を撮影するイベントなども始めたばかりで。もちろん、昭和B級エロスな自撮り撮影もできる限り続けていきたいと思っています。
※女性セブン2018年7月19・26日号