あるアダルトDVDが、Amazonや動画配信サイトのランキングで突如として急上昇1位に躍り出たことがAV業界を騒がせている。
今年2月発売のその作品に「無名の素人」として出演していた女性が、実は首都圏の名門女子大学の現役学生で、しかもミスキャンパスコンテストのファイナリストである──そんな情報がネット上で一気に拡散し、映像を一目見ようとアクセスが殺到したのだ。AV業界関係者がいう。
「女子大生が素人モノのAVにアルバイト気分で出るケースは少なくない。しかしミスコン出場者で、ネット上にも堂々と登場している現役学生がAV出演しているとしたら、“超”がつくレアケースです。
同作品は、騒動になる前からAV業界でも評判だった。あの過激さを見る限り、“プロ素人”の匂いも漂うのですが……」
そのためネット上には“真贋”を検証する書き込みが続々と現われた。AVの内容とミスコンのHPを比較し、〈AVのインタビューで語った出身地やサークルなどの情報がミスコン出場時のプロフィールとほぼ同じ〉〈前歯やほくろの位置も一致〉とするなど、同一人物だと断じる投稿も多かった。
AVメーカーに取材したが、「一切お答えできない」と回答を拒否(大学は「学生のプライバシーに関する情報を第三者の方に提供しておりません」とした)。事情を知る関係者が声を潜めていう。