芸能

青森放送・猪股南アナ 世界大会で優勝した「一輪車の少女」

青森放送の猪股南アナ(撮影/中庭愉生)

 各県にある地方テレビ局には、キー局のアナウンサーを凌ぐ人気を誇るローカルアナが存在する。また、知られざる才能を隠し持つ「一芸女子アナ」も多い。高校時代に一輪車の世界大会で優勝したこともあると話すのは、青森放送の猪股南アナだ。

 * * *
 一輪車に乗り始めたのは小学校1年生の頃です。小中高大と地元・弘前の一輪車クラブに所属し、人生の大半を一輪車と共に駆け抜けてきました。一輪車で体幹が鍛えられたからか、立ち姿がピシッとしていると言われますね。

 高校1年生の時には、デンマークで開催された国際一輪車大会の団体演技と年齢別ペア演技でW優勝しました。

 その後、大林宣彦監督の映画『この空の花 ─長岡花火物語』に一輪車に乗る少女役で出演したことが、後にアナウンサーを目指すきっかけになりました。

 入社して最初のテレビの仕事は、生放送の情報番組で一輪車に乗ってクルクル回ることでした(笑い)。そんな私も今年からニュース番組のキャスターを務めています。取材ではその人らしさを引き出せるよう心がけています。

●いのまた・みなみ/1992年生まれ、青森県出身。弘前大学卒業。2015年、青森放送入社。出演番組は『RAB ニュースレーダー』など。ラジオ番組『今日も!あさぷり』のMCも務める。

※週刊ポスト2018年7月20・27日号

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