“女子アナの登竜門”といわれる「ミス慶應」に出場し、北海道で女子アナとして活躍中の小笠原舞子アナ(札幌テレビ放送)と千須和侑里子アナ(北海道文化放送)。東北育ちなど共通点の多い“ライバルアナ”の2人が、学生時代や最北の地でのアナウンサー生活を語り合った。慶応大学では小笠原アナが2年先輩にあたる。
小笠原:私は“アナウンサー志望ならミス慶應に出てみたら”と友達が勧めてくれて出場したの。千須和ちゃんは?
千須和:私も同じです。私が1年生の時に当時3年生だった舞子さんが出ていて、憧れの存在として見ていました。
小笠原:半年間活動して、学園祭のファイナルステージで両親に「今まで育ててくれてありがとう」という内容の手紙を読んだ時には感極まって号泣(笑い)。泣きすぎと母にダメ出しされたのも、今では笑い話です。
千須和:あの舞台はやけに泣けるんですよね。私も学校のお祭りでどうしてあんなに泣いたんだろうって(笑い)。入学当初はアナウンサーになろうとやる気満々だったのに、東京には本当に才能溢れるすごい人たちがたくさんいて、打ちのめされた。
宮城にいた私は井の中の蛙だったんだ、アナウンサーはお門違いだったんだって。でもミスコンに出場してやっぱり夢を諦めずに突き進もうと思えたから、涙が溢れてしまったんです。