1979年生まれ。小学生時代にミュージカルにはまり、かたやアイドル、かたや東京藝大生として歩み、同じ2000年に帝劇デビュー。ともに“プリンス”の異名をとる堂本光一(39才)と、井上芳雄(38才)。
ふたりが、ついに舞台『ナイツ・テイル-騎士物語-』(7月27日~東京・帝国劇場/9月18日~梅田芸術劇場メインホール)で初共演を果たす。共通点がありすぎる彼らの“ここだけの話”を聞いた。
──ふたりともファンからは“プリンス”と呼ばれているが、初対面の印象は?
堂本:想像以上に最初から打ち解けられたのを覚えてます。境遇は違うけれど同い年だし、若い時に座長の経験があるっていう独特の感覚を共有できるなって。
井上:ぼくも一緒です。アイドルの光一くんというイメージが強かったけど、話をしてみるとぼくと何も変わらない。舞台が好きってことも、取り組み方も、おこがましいけど、なんとなく同じ感じがして。嬉しい驚きだったね。
──まるで両思い!
井上:まあその時は「オレたち両思いだね~」なんて話はしなかったけど(笑い)、最近、最初から両思いだったって思います(笑い)。
堂本:あははは!
──『ナイツ──』では、親友だったふたりの騎士が同じ王女に一目惚れしたことで恋敵に。そんな経験は?
井上:一目惚れは理屈では片付けられないからね…。実はぼく、学生時代に友達が好きだった子を好きになっちゃったことがあって…。友達に「ごめん、殴ってくれ」って言いに行きましたよ。その女の子とは別れてしまったけど、彼とは今でも友達。
堂本:いいなあ、そういうエピソード(笑い)! オレはないな~。
井上:でも、もしそんなことになったらどうする? 行く? 引く?
堂本:そりゃあもう、好きになったらしょうがないよね。行くしかないでしょ。「お互いにがんばろうぜ」みたいな。
井上:まさに『ナイツ──』みたいな話だよね(笑い)。色恋沙汰!
堂本:むしろ『ナイツ──』では男同士、女同士の友情が強すぎて、おいおい危なくないか?って思う場面も(笑い)。まあ、それも含めて見所満載な作品でございます(笑い)。
7月15日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系・日曜7時~)では、ミュージカル界を牽引する3人(堂本、井上、神田沙也加)が舞台の魅力をたっぷり語る。
※女性セブン2018年7月19・26日号