各県にある地方テレビ局には、キー局のアナウンサーを凌ぐ人気を誇るローカルアナが存在する。また、知られざる才能を隠し持つ「一芸女子アナ」も多い。高座にも上がる本格派の「女子アナ落語家」は、広島テレビ放送の有田優理香アナだ。
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照日家(てれびや)あさ香でございます~!! 落語を始めて今年の8月で5年目を迎えます。
私、新人の時はステージでのMCが苦手だったんです。その悩みを相談していた先輩アナウンサーから、「いろいろな人の前で話す落語は、アナウンス技術にも役立つから始めようよ」と声をかけられたのがきっかけです。
その後、有志で結成したのが「広テレ落語会」。年2回のペースで高座に上がって、ネタも7演目に増えました。落語を始めてから「間」をあえて見せる技術が身に付いたと感じます。
もう一つ稽古しているのが、9歳から続けている現在二段の空手道。三段を目指して週2回道場に通っています!
●ありた・ゆりか/1991年生まれ、新潟県出身。青山学院大学卒業。2014年、広島テレビ入社。出演番組は『進め!スポーツ元気丸』『テレビ派』『ZIP!エキキタ』『ひろおく便り』など。
※週刊ポスト2018年7月20・27日号