誰もがSNSを使う時代に突入した。そんな時代に、ツイッターの“出会う力”で人生の伴侶を見つけたのが、未衣子(@315meow)さん(27才)だ。
5年ほど前、顔も名前も知らないある男性のツイートをリツイートで見つけた未衣子さんは「言葉の使い方が素敵」と思って「いいね!」をつけた。
「すると彼からフォローされてツイッター上での交流が始まりました。顔見知りでないからこそ考えていることや悩みを素直に言い合えて、お互いの内面を理解できた。フェイスブックやインスタは盛ったり見栄を張ったりしますが、ツイッターにはそれがない。私は“本音ツール”だと思っています」(未衣子さん)
知り合ってから半年、未衣子さんがツイッターで「タルトが食べたい」とつぶやくと彼(29才)が「行こう!」とリプライし、ふたりは初めて顔を合わせることに。
「もともとミクシィで友達をつくっていたので、ネットを介して人に会うことに抵抗はありませんでした。もちろん、ネット上の友達と会う時は昼間に、密室ではない場所で、など自分のルールを作っています。それに、彼の交友関係や、友達との会話内容は半年かけてツイッター上でチェックしていて、しっかりした人だとわかっていたんです。
だからリアルの初デートもすぐ意気投合して盛り上がり“これは運命かも”と感じました。彼も同じで、その日のうちに『結婚しよう』『同じお墓に入ろう』という話が出ました」(未衣子さん)
その後の交際と同棲を経て、あれよあれよという間にゴールイン。未衣子さんは、「ネットだからこそ最愛の人と出会えた」と笑顔を見せる。
「ツイッターは相手の容姿や社会的地位などの情報がカットされることが多いうえ、日常で起きたことについて自由につぶやけるので、相手の本音や人となりがよくわかる。私はリアルで出会っていたらスムーズに打ち解けられなかっただろうから、彼とネットで出会えて本当によかった。彼との出会いについて親に本当のことを言えないのが唯一の難点ですが…(苦笑)」(未衣子さん)
※女性セブン2018年8月2日号