働く独身女性にとって「仕事」と「婚活」の両立は立ちはだかる大きな悩み。平日は忙しく働き、貴重な休日で婚活に励む。その時間を無駄にせず、素敵な男性に巡り会うためにはどうすれば良いのか。
「とにかく恐れずに、色々なタイプの婚活パーティーに参加すること。『出会いがないから~』と言い訳しても、自分で動き出さなければ何も始まりません!」
こう力強く語るのが、7月20日に初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社刊)を上梓した女性お笑いタレントの横澤夏子だ。
発売日は横澤の28歳の誕生日であり、人生初の「結婚記念日」というメモリアルな日。昨年、1歳年上の会社員の男性と結婚した横澤だが、夫との出会いの場は「婚活パーティー」だったという。
「私は彼と出会うまで、4年半くらいで100回近くは婚活パーティーに参加しました。ほかにも相席居酒屋とハシゴしたり。とにかく彼氏が欲しくて、積極的に動きました」
横澤が婚活を始めたのは、21歳だった2011年頃。芸人としての仕事が少しずつ軌道に乗り出した時期にも関わらず、なぜ本格的に婚活をしようと決意したのか。
「地元に帰ると、同級生はみんな結婚したり子供を産んだりして、自分とは違う“地に足着けた人生”を歩んでいるように見えたんです。会話の内容も全く分からない生命保険の話とかをしていて(笑)。なんかそれが無性に悔しかったし、羨ましくもあったんです」
そこから婚活パーティーに参加するようになったが、最初は失敗ばかりだった。