KinKi Kids・堂本光一が温泉に連れて行く。TOKIOや生田斗真が“お気に入りの後輩”と紹介する。嵐・相葉雅紀が専用の寝袋を作って泊まらせる──そんな数々の逸話を持つ、ジャニーズ内愛され度No.1のグループが、2年半ぶりに本誌・女性セブンに登場。東京・北千住の商店街に立った瞬間、ジャニーズなのに不思議なほど下町になじんじゃうのはなんでなの?
東京・北千住(足立区)。昭和の空気が流れる商店街を浴衣で闊歩する、4人の粋な若旦那衆。彼らは、ジャニーズ所属の実力派ユニット・ふぉ~ゆ~。越岡裕貴(31才)、松崎祐介(31才)、福田悠太(31才)、辰巳雄大(31才)の4人組だ。舞台を中心に活躍しているが、最近はバラエティー番組でも「ジャニーズ歴20年なのに、(芸人の)with Bと間違えられた」「後輩にはあるのに自分たちには楽屋がない」など、自虐トークで注目を集めている。
そんな彼らが、北千住の劇場で行われる舞台『年中無休!』で主演を務めることに。
「ぼくは埼玉出身なんですけど、学校に行くにも仕事に行くにも、ここ北千住を通らないと東京に出られなくて。だからほんと、第二の故郷で舞台ができるのが不思議な感じなんです。まっ、みんな!北千住のことは何でも聞いてほしいダス!」(松崎)
「ダス…。また言い間違えた(笑い)。しかもマツが言ってた“とっておきのバー”って全国にあるチェーン店だしなあ」(辰巳)
「北千住といえば、駅前のデパートで申し込んで教習所通ったこと思い出すよ」(福田)
「福ちゃんも実家が近所だもんね。オレの地元・大阪のそれとはまたちょっと違うけど、北千住の人たちも、人情味たっぷり。舞台用ポスターの撮影にも協力してもらってありがたいね」(越岡)
「舞台を成功させて恩返ししたいね。で、北千住の観光大使も狙っていきます!(笑い)」(松崎)
舞台『年中無休!』では「不要となった怒り、悲しみ、喜び、古道具」を引き取る4人。そこで聞いてみた。みんなの喜怒哀楽って?
【喜】
越岡「人情味ある下町はほっとする。最近姪っ子が生まれたので超ハッピー」。
【怒】
松崎「ぼく日本語が苦手で、言い間違いが多々…。自分に怒っておきます」。
【哀】
福田「実力派って言われると気まずい…。哀しいかな、天狗になれないんです」。
【楽】
辰巳「ふぉ~ゆ~、すごい変って注目してもらえる“今”がめちゃ楽しいです」。
『年中無休!』(シアター1010)
7月26日(木)~8月6日(月)
1990年代の小劇場ブームを牽引した劇団「カクスコ」の代表作。東京・北千住の商店街のリサイクルショップを舞台に、さえない男たちの何気ない日常をオムニバスで綴る。東京のほか、大阪、鎌倉、名古屋でも公演予定。
※女性セブン2018年8月2日号