芸能

関ジャニ∞安田章大、満足に動けない中で見せたファンサ

ライブでファンサービスに熱心だったという安田

 得意なダンス曲では上半身と手を動かすのみで、ステップは踏めない。フォーメーション移動ではゆっくり歩き、メンバーに背中を支えられる。観客席へのお辞儀は腰が痛むのか、頭を深く下げるのは厳しそうだ。それでも安田章大(33才)は最後の曲の、最後の音が消えるまで笑顔を絶やさなかった。

 関ジャニ∞が約2か月をかけて全国5大ドームを巡るツアーの幕開けとなった、7月15日の札幌ドーム公演。メインボーカル・渋谷すばる(36才)が不在でも、客席を埋めた4万5000人のファンは、いつも以上に熱い声援を送っていた。

「どうなることかと思ったけど、無事に始まってよかったです。ただ、コンサートが進むごとに安田くんの体調がどんどん心配になって、最後は涙が止まりませんでした」(観客の1人)

 安田は7月2日、ファンクラブ会員向けサイトのビデオメッセージで、昨年2月に脳腫瘍の一種である「髄膜腫」の摘出手術を受けていたことを打ち明けた。

 腫瘍は良性のもので、手術は成功。予後も良好だったが、今年4月9日に立ちくらみを起こし、背中を強打して背中と腰を骨折。全治3か月の大けがを負ったという。脳神経外科の専門医はこんな懸念を口にする。

「『立ちくらみ』とのことですが、脳腫瘍の後遺症で『てんかん』の発作を起こした可能性も否定できません。てんかん発作でひきつけを起こした際に筋肉を痛めると、痛みが取れるまでに時間がかかる場合もあります」(のじ脳神経外科・しびれクリニックの野地雅人医院長)

 ビデオメッセージでの説明の通り、安田の体調はここのところずっとかんばしくない。6月6日の『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)の収録を欠席。6月27日の『テレ東音楽祭2018』(テレビ東京系)では、生中継で地元大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」から歌を届けたが、2曲目の『キング オブ 男!』の歌唱中につらそうな表情を浮かべ、村上信五(36才)に肩を支えられる場面もあった。

 ドームツアーを心待ちにしていたファンからも、「無理はしないで」、「心配すぎ…」という声が相次いだ。

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン