芸能

芸能人のSNS炎上回避法、ひたすらしみったれた話を書こう

ネットニュース編集者の中川淳一郎氏

 SNSにおけるネット炎上は、様々なきっかけで起きる。実にどうでもよい投稿者のプライベートに対するやっかみによって火がつくことも少なくない。女優・剛力彩芽が過去のインスタグラム投稿を全削除したことから、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が、芸能人が炎上しないための投稿について考えた。

 * * *
 ネットでは不幸せな姿を見せ続けるに限る。アパレル通販・ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ社長の前澤友作氏と交際中の女優・剛力彩芽が、過去のインスタグラム投稿を全削除すると宣言した。きっかけは、資産4000億円以上を保有する前澤氏と共に観戦したロシアW杯。剛力は、VIPルームと思しき場所で観戦したことを匂わす投稿をしたのだ。また、前澤氏のプライベートジェットでロシアへ行き、観戦費用は食事つきで1人220万円と報じられたことなどから批判された。

 剛力のインスタ削除宣言は、要は「自慢しやがって」「女優がプライベートを出す必要はない」といった批判に屈したわけだ。また、批判はネットだけにとどまらず、剛力ファンを公言していた明石家さんまら著名人からも出た。

 インスタの書き込み欄には「日本では色々大変な災害があるのに芸能人の方は節度を持たないのはプロではないですね。貴方は災害に義援金を送るという考えがないのでしょうか?」という批判があった。「誰が見ても彼氏さんの存在が浮かぶよね。若干気持ち悪いわけで。。。」というモヤモヤした気持ちを露わにする書き込みもあった。削除後、剛力はインスタを更新したが、前澤氏が同じ写真をツイッターに掲載し「撮影 by 前澤友作。この笑顔が大好き」と書いたところ、また叩く人々が出た。

 大富豪と交際すればやっかみは出てくるだろうが、正直どうでも良くないか? 小倉智昭氏は「なんでこれを大っぴらにしたいのだろう」と『とくダネ!』(フジテレビ系)で語っていたが、そりゃあ大っぴらにしたいだろうよ。

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