激安食材や、つい使いそびれて冷蔵庫の中で鮮度が落ちてしまった食材たちも、プロのマル秘テクニックで、劇的においしさがアップ! そんな職人の技を、和食料理人の内山健さんに教えてもらった。
●硬く縮みやすい干ものは日本酒でふっくら
干ものの表と裏に日本酒をハケでひと塗りするか、日本酒を入れた皿に干ものを軽く浸してから焼くと、アルコールが身をやわらかくし、生臭さも消える。
●木綿豆腐が塩でもっちり食感に
木綿豆腐1丁をキッチンペーパーで水切りし、小さじ1の塩をふって、再びペーパーで包む。冷蔵庫に一晩置くと水分が抜けてうま味が凝縮。食感ももっちりに。
●鶏肉はしょうがと水で唐揚げがジューシーに
好みの下味用調味液にしょうがの搾り汁を加え、鶏肉を漬け込んだら、水が入った袋に入れて20~30回もむ。しょうがの酵素が肉をやわらかくし、さらに調味液によって抜けた水分を戻すことで、ジューシーに。
※女性セブン2018年8月9日号