連日のうだるような暑さを吹き飛ばす涼しげな表情からは、留学先での充実した生活がうかがえた。7月25日、佳子さまが静岡県御殿場市で開かれた「全日本高等学校馬術競技大会」の開会式に出席された。イギリス留学から6月15日に帰国された佳子さまにとっては久々の単独でのご公務だ。紺のジャケットをきりりと着こなし、お顔は少しふっくらとされたご様子だった。
その3日前の22日、愛子さまが佳子さまと入れ替わるように羽田空港から英国へ旅立たれた。学校の留学プログラムとして、名門イートン校で約3週間のサマースクールに参加される予定で、皇太子ご夫妻の元を離れた初めての海外滞在となる。
「英国入りされる愛子さまに対し、佳子さまはご自身の体験や思い出話を交えながらアドバイスを送られたそうです。愛子さまは滞在を楽しみにされてきた半面、おひとりでは初めてとなる海外。しかも、お供するのが東宮女官と出仕の2人と限られているので不安もあったはずです。佳子さまのお話は、愛子さまを勇気づけたことでしょう」(皇室ジャーナリスト)
現地は愛子さまへの歓迎ムードが高まっているという。
「イートン校はエリザベス女王(92才)の孫にあたる、ウイリアム王子(36才)とヘンリー王子(33才)の出身校です。愛子さまはプログラムに支障のない範囲で、王室からお招きを受ける可能性もあります。出発の前日に髪をボブにカットされましたが、それもご招待を意識し、佳子さまのアドバイスを受け入れた上でのお心遣いだったのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)
日本の皇室でプリンセス同士が仲睦まじいやり取りをされた一方、イギリスの王室では、プリンセスの間に不穏な空気が漂っているという。
※女性セブン2018年8月16日号