洋服のようにハッキリとしたトレンドがない「下着」は外から見えないので、去年のものだろうと5年前のものだろうと着用可能だ。それだけに、古い下着の捨て時がつかめず、いつまでもたんすに入れたままという人は多いのでは?
隣の奥さんはどうやってパンツを捨てているのか。たかがパンツ、されどパンツ。パンツの捨て方にも人柄がにじみ出るものなのかも。そもそも、理想的な「パンツの捨て時」はあるのだろうか。
プロランジェリーアドバイザーの國分ゆかりさんによれば、個人差はあれど、下着の機能を考えると「2年」が限度だという。
「体毛(陰毛)が当たる部分の生地が薄くなってきたらサインでしょうね。おりものや経血、尿などで変色したり、男性ならウエストのベルト状のゴムのところから小さなゴムが出てきたら間違いなく捨てていい」(國分さん)
ちなみに、最も多かった捨てるタイミングが、「ゴムがゆるくなってきたら」。夫の分で65.7%、自分の分で52.0%だった。なお、長持ちさせるにはちょっとしたコツがある。
「洗う時には洗濯機ではなく、手洗いすること。液体洗剤を入れたぬるま湯に10分くらいつけおきし、押し洗いすれば充分。干す時はかんかん照りの直射日光は生地を傷めるので、陰干しがベター。長持ちさせるコツの1つにパンティーライナーを使うとか、セットで着用する場合は2枚同じ物を購入して交互にはくなどの工夫をするとよいでしょう」(國分さん)
「運気を上げるために、捨てた方がいいパンツがある」と話すのは、風水師で開運アドバイザーの伊藤夢海さんだ。
「この下着、高かったから捨てられない…という考えでは運気の流れが滞ります。異性に振られた日にはいていたパンツ、受験に失敗した日にはいていたパンツ、お金を落とした日にはいていたパンツなど、縁起が悪いパンツはすぐ捨てましょう」(伊藤さん)
捨て方によっては運気アップも見込めるのだとか。
「おすすめは、布や紙で大切にくるんで捨てることです。恋愛運を上げるならきれいなピンク、金運なら金、健康運なら緑、子宝運なら白の色のものがいいでしょう。そのあと中身の透けない小さな袋に入れてゴミ袋に入れる。自分を守ってくれた大事なパンツに“ありがとう”と感謝の言葉を添えることを忘れずに。生ゴミと一緒に捨てるなんていうのは厳禁ですよ」(伊藤さん)
伊藤さんによれば、体のいちばん大切な場所に触れるパンツは、運気アップ最強のアイテム。惜しまずどんどん買い替えた方が幸運になれるという。あなたもさっそくボロボロパンツとはおさらばし、おニューなパンツで幸運を呼び寄せよう。
※女性セブン2018年8月16日号