V6の井ノ原快彦も田原俊彦への憧れを隠せないようだ。7月21日放送のラジオ番組『V6 Next Generation』(JFM)で坂本昌行、長野博、井ノ原が事務所の大先輩になる田原俊彦について語った。井ノ原は田原のことを「西部警察で言えば石原裕次郎さんみたいな感じ」とたとえる。
田原に憧れてジャニーズ事務所に履歴書を送ったという井ノ原は近年、トシちゃんとホームセンターで遭遇したことを明かし、「握手したとき、感動した。長い待ち合わせだった……と思った。だって、ジュニアで会った時、話なんて出来なかったでしょ?」と話すと、長野が「できない、できない。ありえない」と実感を込めて振り返った。
井ノ原が「『イノッチ!』っていわれたんだよ! 君、名前なんて言うの?じゃなくて、イノッチっていわれたのが。イノッチって知ってるんだ……」と興奮気味に話すと、坂本は「だって、(自分は)未だに呼ばれたことないもん」と羨ましそうに呟いた。
7月31日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、〈超大物芸能人の2世が大集合〉というテーマで、田原俊彦の娘である女優の田原可南子が出演。普段の父親の振る舞いや教育方針を語った。可南子が「(父が)赤いポルシェを買った」という話をすると、明石家さんまは「大スターの生活やな~」と感心した。
1990年代生まれ以降の世代からすると、1980年代のトップアイドルだった田原俊彦の凄さは伝わりづらいかもしれない。『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の著者である芸能研究家・岡野誠氏はまず、田原の持つ有名な大記録を挙げる。