貴乃花親方(45才)の長男で、靴職人兼俳優の花田優一(22才)が新婚早々、別居状態にあるという。
優一が結婚したのは昨年6月のこと。お相手のA子さんは1才年上の一般人だが、彼女の父親が“同業”の陣幕親方(57才/元前頭・富士乃真)であることが世間の注目を集めた。その理由は、単に親方の子供同士が結婚したからというだけではない。貴乃花親方は当時、モンゴル人力士の間で起きた暴行事件をめぐり、日本相撲協会に対して反旗を翻していた。その一方で陣幕親方は、協会理事長の八角親方と同じ高砂一門に属していたため、夫婦の父親同士が“敵対関係”にあったのである。
「貴乃花親方は閉鎖的な相撲協会の改革を目指し、同じ考えを持つ親方たちと共に一門の枠を超えた『貴乃花グループ』の勢力を伸ばそうとしていた。そんな中で敵対する八角親方グループに属する陣幕親方と親戚関係になったことで“政略結婚”などといわれました」(相撲協会関係者)
実際、今年2月の相撲協会の理事候補選挙で貴乃花はわずか2票で落選。票の内訳は自分自身と、陣幕親方だったともっぱらだ。
一方で、めでたい話なのに優一や景子夫人(53才)が、この結婚について多くを語ることはなかった。
「優一くんは“彼女とは靴セミナーでたまたま知り合っただけ”と言っており、政略結婚と思われるのが苦痛でしょうがなかった。それでも父親の邪魔をしないようにと沈黙を続けてきたのは、景子夫人にそう言われていたから。ところが、いくらがまんしても事態はよくなるどころか悪化の一途。今では貴乃花一門も消滅してしまい、骨折り損だった」(スポーツ紙相撲担当記者)
そんな状況下では、新婚生活がうまくいくはずはない。
「昨年末の貴乃花一門の忘年会には夫婦揃って参加していたのですが、A子さんは新年会を欠席。今年早々別居が始まったそうです」(貴乃花部屋関係者)
これには、女将として献身的に貴乃花部屋を支えてきた景子夫人も怒りを隠さない。