列島各地で40℃超えが続出し、観測史上最高気温を更新した今年の猛暑。さらに局地的大雨や逆走台風も襲ってきた。私たちが初めて体験する、この異常気象をどう生き抜けばいいの? テレビでは教えない、とっておきの対策を教えて! ということで、森田正光さん(68才)、石原良純さん(56才)に話を聞いた。
〈この猛暑では、無理して外に出ず、賢くエアコンを使って室内で過ごすのが正解のようだ。では、お2人はどう使っているのだろうか。〉
森田:贅沢な使い方といわれるかもしれないけれど、ぼくは直接体に冷風が当たるのが嫌なので寝室の隣の部屋のエアコンを入れてます。ドアを開け放して風をこちらに入れると、冷えすぎなくていい。
石原:いくつか部屋があればそういうこともできますね。
森田:夫婦が一緒に寝る場合、奥さんは「寒い」、旦那さんは「暑い」と言ってエアコンのリモコン争いも起こりがち。
石原:性別や年齢で「暑い」「寒い」の感覚が違います。だけれども、それは暑い方に合わせるしかないのじゃないかと思います。少し寒い部屋で布団をかぶって寝た方が安眠できる、と快眠研究の専門家から聞きました。
森田:そういえば、俳優のえなりかずきさんは設定温度20℃にして分厚い布団をかぶって寝ているとか…。
石原:なんじゃそりゃ。だから結婚できないんだよ、アイツは(笑い)。森田さんは設定温度、何℃にしてますか?
森田:28℃です。
石原:え、ぼくも同じ! 例年、数日使うくらいでしたが、今年は使わざるを得ない。ぼくの寝室は西側で、家の中でもいちばん暑い。この前なんて帰宅して温度計を見たら34℃。速攻でスイッチを入れました。
森田:34℃って室内とは思えない気温ですね。そうして目で見てすぐに温度がわかれば危機感も覚えやすい。
石原:離れて暮らす老いた親には温度と湿度が両方表示される大きなデジタル時計をプレゼントするのがいいかもしれませんね。「30℃になったら暑くなくてもすぐエアコン入れて!」って言って。
森田:30℃になったら警報音を出して知らせる仕組みの時計があればいいんだな。
石原:作って売るか! 儲かるんじゃないですか?(笑い)
〈体が資本の多忙な2人だが、暑さに負けない健康法はあるのだろうか?〉