スポーツ

創志学園・西純矢は「新元号最初の怪物」に成長できるか

新元号最初の怪物になれるか(共同通信社)

 夏の甲子園大会、2回戦までの全40試合の中で、大会最速の151キロを記録したのは大阪桐蔭の背番号「1」柿木蓮だった。だが、それ以上に聖地にインパクトを残したのが、秋田の公立校・金足農業の吉田輝星と、創志学園(岡山)の西純矢の両右腕だ。

 吉田は2試合連続ふた桁奪三振を記録し、母校を23年ぶりのベスト8に導いた。MAX150キロという直球のギアを上げ下げして打者を翻弄し、スライダーやカットボール、カーブにフォークと球種も多彩だ。

 吉田は初回と最終回のマウンド上で、片膝をついた居合いの“侍ポーズ”で気合を入れ直す。一方の西は、1回戦で16三振を奪い、マウンド上で雄叫びをあげてど派手なガッツポーズを繰り返した。西は言う。

「気合が入ると、自然と出てしまう。ガッツポーズしようと思って、やっているわけじゃないんです(笑)」

 だが、西のこの行為は自分の身を崩し、大きな波紋を呼ぶこととなった。2回戦では、初回先頭打者から三振を奪うと、咆哮して右の拳を突き上げた。この回を終え、ベンチに帰ろうとする西に対し、主審が「必要以上にガッツポーズをしないように」と注意したのだ。高校野球のルールに「ガッツポーズ禁止」の項はないが、礼節を欠く行為が目に余ったということだろうか。

 だが、以降も西はガッツポーズを繰り返してしまう。

「何回か注意されるうちにリズムを崩し、審判と戦ってしまった。精神面の弱さが出てしまいました」

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン