「行儀が悪いからやめなさい」と言われがちだが、実は貧乏ゆすりは健康にいい。KIZUカイロプラクティック院長の木津直昭氏が解説する。
「手や足をブルブルと震わせる貧乏ゆすりは他人にとっては不快かもしれませんが、本人に与えるメリットは大きい。血流がよくなって冷えやむくみの解消になったり、エコノミー症候群の発症を防ぐ効果もあります」
現在では、中高年がかかりやすい変形性股関節症の治療に貧乏ゆすりを取り入れる病院もあり、暇さえあれば貧乏ゆすりをすることで痛みが消えて関節の動きがスムーズになったという症例も報告されている。
現場の医師からは、「もはや貧乏ゆすりではなく“健康ゆすり”だ」との声も出ている。
※週刊ポスト2018年8月31日号