ファンの前では初めての木村拓哉(45才)と二宮和也(35才)との2ショット公開となった映画『検察側の罪人』の完成披露試写会(8月6日)。ハグ、肩の抱き寄せなど、ファンが固唾をのんだ“奇跡のイベント”だったが、本誌・女性セブンは普段は見ることができない楽屋に潜入し、本番前の二宮に話を聞いた。
木村拓哉が演じるエリート検事・最上と対峙する若手検事・沖野役に挑んだ二宮。被疑者を取り調べるシーンでは、思わず息をのむほどの迫真の演技をみせた。
「あのシーンは被疑者をずっと罵倒しなければいけないので大変でした。監修の検事の先生に、ここまでやってもいいんですか?って聞いたら、実際ならクビですって言われました(苦笑)。でも、ドキュメンタリー作品ではないから、作品のスパイスとして必要だし、創りものとしてやろうという話になったんです。
実はこのシーンを撮る前に、木村くんから“自由にやってきていいよ。楽しみにしてる”ってメールをもらったんです。木村くんは自分が撮影現場にいない日のスケジュールも把握して、考えてくださっている。さすがだなって思いました」
役者の先輩であり、事務所の先輩でもある木村とは初共演。天皇陛下が退位されて、「平成」が終わるという発表があった頃から、木村との共演を望んでいたという。
「“平成のスター”って誰だろうと考えたときに、やっぱりSMAPさんだと思ったんです。昭和の大スター・石原裕次郎さんのように語り継がれる存在が木村くんだと思うので、平成のスターと平成のうちに共演したかった。
ぼくはぎりぎり滑り込めたからラッキーだなと思います。新しい元号になった時に、後輩と飲みながら木村くんと共演したことを自慢したいですね(笑い)」
※女性セブン2018年9月6日号