芸能

昔は寛容だった女子アナの不倫、風向き変えた“K”の名は

当時は大騒ぎだった(写真/ロケットパンチ)

 内村光良との不倫温泉旅行が報じられテレビ朝日を退社して以降、『報道ステーション』に13年ぶりの復帰をすることになった元テレ朝でフリーの徳永有美アナ(43)。同じくテレ朝で同局の加藤泰平アナとの不倫が報じられた田中萌アナ(27)。復活の気配すら見えない、竹林車中不倫騒動のフジテレビ・秋元優里アナ(34)。

 不倫が報じられた女子アナたちは厳しい風に晒されているが、かつては世間も女子アナの不倫に対し、今では考えられないほど寛容だった。

 1982年には元フジテレビの田丸美寿々アナ(66)とフリージャーナリストとの不倫が発覚したが、とくに干されることもなく、番組出演を続けた。

「田丸は離婚した相手男性と1983年2月に結婚し、『略奪愛だ』と騒がれた。当時は『不倫』という言葉すら一般的でなかった時代です。結婚後、自分の意思で局を辞め、その後はフリーランスになって局をまたいで活躍した」(芸能レポーターの須藤甚一郎氏)

 女子アナとしての仕事と、「プライベートでの不倫」は別というのが、当時の一般的な認識だったのである。

 そんな風向きが変わったのは、1990年代に入ってから。1996年の元フジ・近藤サト(50)と板東三津五郎(当時は八十助)との不倫は衝撃的だった。

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