お受験の季節が本格到来している。最近では芸能人の中では分散傾向にあるという“志望校”だが、例外は歌舞伎俳優たちだ。
「稽古の合間に、息子の勸玄くん(5才)と二人三脚で対策に励む市川海老蔵さん(40才)の志望校は、都内の富裕層が集まる有名私立。勸玄くんと同じく、今年受験を控える寺島しのぶさん(45才)の息子・眞秀くん(5才)もこの学校を志望校としているそうです。上級生には三田寛子さん(52才)や香川照之さん(52才)の子供たちの姿もあり、まさに“歌舞伎俳優御用達”の学校なのです」(歌舞伎関係者)
その理由は、“エスカレーター制”にある。
「歌舞伎は年間通して舞台があるため、学業との両立が難しく、受験となればかなりの苦労を強いられます。その点、一度入学してしまえばよっぽどのことがない限り進学できる同校は安心して舞台に打ち込める環境なのです。また、卒業生にも歌舞伎役者が多く、先生たちの芸事への理解も深いうえ、新入生にとっては上級生にお兄さん格の先輩役者たちがいるから心強いのだそう」(同前)
日本の伝統芸能は、“エスカレーター制”が支えているのかも。
※女性セブン2018年9月6日号