2019年5月1日、皇太子さまが新天皇に即位される。雅子さまは、皇后となられる。その時に向けて、バックアップ体制も強化されつつある。
「雅子さまをすぐ近くで支える『東宮女官』に、この春、大手メーカーに勤務していた女性が新たに加わりました。英語が非常に堪能だそうです。さらにこの秋、もう1人増員されるようです。計10人弱のチームで皇后となられる準備を進める予定です」(宮内庁関係者)
来年は、皇室の節目となる年であり、それに伴う儀式や行事も数多く控える。まず2月には今上天皇の即位30年式典が行われる。4月末日からは退位・即位に関する儀式が続き、特に5月1日の即位後朝見の儀には新天皇と皇后・雅子さまが揃われるとみられる。
「雅子さまが本格的にご多忙になるのは、来年10月22日の即位礼正殿の儀からでしょう。即位礼正殿の儀では、新天皇が高御座にのぼられ、新皇后が御帳台にのぼられるという重要な場面があります。その日はさらに、パレードや海外の要人を招いた晩餐会もあるはずです。
その後も、園遊会や大嘗祭といった重要行事が続き、関連の儀式がすべて終わるのは、12月に入ってからでしょう。
ですから、来年の秋から冬にかけての2~3か月間に体調のピークをもっていく必要があります。精神的にも肉体的にも、非常に消耗される期間になるはずです。今はあくまでその“助走期間”なので、雅子さまがもし“過熱気味”なのであれば、お休みをとられるところはしっかり休まれる方がいいと周囲が気遣うべきでしょう。
それらの一連の行事をしっかりやり遂げることができれば、雅子さまにとっても大きな自信となるはずです」(皇室ジャーナリスト)
長らく、雅子さまの好不調の波は、愛子さまの状況に左右されると指摘されてきた。学校の友人たちとのすれ違いや不規則登校が、母親としての雅子さまを悩ませてきた。
「孫娘のことで、両陛下にもご心労をおかけしているのではないか──そのことが雅子さまには大きな負担だったそうです。
しかし、今の愛子さまにはそうした心配の種がまったくありません。この夏には英国滞在も経験し、とても頼もしくなられた。さまざまな国の留学生との交流から、英語やフランス語だけでなく、他の語学も学ばれる意欲も湧いたそうです。
高校を卒業されてすぐに海外の大学で学ぶことも視野に入れられ、雅子さまもその成長ぶりを喜ばれています。雅子さまは“いろいろな選択肢があるから、よく考え抜いた上で、チャレンジすることが大切です”などとアドバイスされたそうです。愛子さまがたくましく自立への道を歩まれることで、雅子さまも安心して皇后の務めを果たせるということでしょう」(別の宮内庁関係者)
※女性セブン2018年9月13日号