約2250件もの家庭で勉強を教えてきたカリスマ家庭教師の西村則康さんは、リビングに入った瞬間、その家の子供の成績が伸びやすいかどうかがわかるという。
頭のいい子が育つ家には、どんな特徴があるのだろうか? 子供のやる気を生む部屋のポイントを解説する。
【1】本棚&文具置き場
すぐに使う勉強道具は、勉強場所のすぐ近くに。地球儀は子供が取りやすい位置に置こう。
【2】ホワイトボード
親子間の伝言や、子供の課題、プリントなどをここに貼り、情報を家族で共有する。
【3】ダイニングテーブル
テーブルはノート、参考書、図鑑などの書籍が6冊程度広げられる大きさが理想。
【4】収納付きのミニ机
収納付きで可動式の小さな机があると便利。これを動かせば、好きな場所で勉強できる。
【5】読みかけの本やおもちゃ
親が片付けても子供がすぐに散らかす。それくらい好奇心がある方が成績も伸びやすい。
【6】植物(動物でも)
植物や動物を育てるなど、親子で一緒に何かに取り組む“共有体験”が家庭内でもできているのが◎。
【7】テレビ
勉強中につけているのは好ましくないが、ニュースで出てきた話題について、親子で調べるのは、コミュニケーション能力を養ういい訓練に。
【8】本棚
本がすぐに増えて整理が追い付かず、雑然としているのはOK。きれいにそろっているのは繰り返し読んでいないし、新しい本が増えていない証拠。
【9】トイレ
壁に年表や地図を貼っておけばいつでも学べる。
【10】子供部屋のドア
部屋にひとりでこもらせないよう、ドアは常時開放し、子供の様子がわかるようにしておく。
【11】子供部屋
親も気軽に入れるようにする。子供のそばに親の目があるのは大切だが、見張るというより“居る”程度で。プレッシャーにならないようにしたい。
【12】親の部屋
親の部屋にも子供が気軽に入り、親の趣味のグッズや本を手に取れるようにすると世界が広がる。
※女性セブン2018年9月13日号